海外の有名人の中にもヴィーガン(ビーガン)はたくさんいますが、女優のナタリー・ポートマン(Natalie Portman)もその一人。
ナタリー・ポートマンがヴィーガンになったきっかけやその理由は何なのでしょうか。
女優、ナタリー・ポートマン
ナタリー・ポートマンは、イスラエル出身、アメリカ合衆国で活躍する女優さんです。
…とわざわざ説明するまでもなく、誰もが知っている有名人ですね。
代表作はリュック・ベッソン監督作「レオン」(94)、ダーレン・アロノフスキー監督作『ブラック・スワン』などで、アカデミー賞主演女優賞も受賞。
また女優以外にも、モデルや映画監督としても活動しています。
そんなマルチな活動を行うナタリー・ポートマンは、ハーバード大学を卒業し、言語も6カ国語をマスターするなど、才色兼備として知られています。
ナタリー・ポートマンとヴィーガン(ビーガン)
ナタリー・ポートマンは、元々8歳の頃からベジタリアンでした。
なので、その頃は菜食主義でありながらも乳製品や卵は食していたと思われます。
動物が好きで、動物愛護を理由にその後ヴィーガン(ビーガン)になり、肉や魚、卵、乳製品といった動物性食品を一切口にしなくなりました。
本人曰く、ベジタリアンの時よりもヴィーガンになってからの方がお肌の調子が良くなったそうです。
2015年には、「世界で最もセクシーな女性ベジタリアン」に選ばれています。
夫であるフランス人バレエダンサー・振付家のバンジャマン・ミルピエ(Benjamin Millepied)との間に子供ができ、その妊娠をきっかけに一時はベジタリアンに戻ったことがありましたが、現在はまたヴィーガンの食事に徹しています。
ヴィーガンの食事からは不足しがちな栄養素は、サプリメントでカバーしているとのこと。
特に、植物性食品にはほとんど含まれていないビタミンB12は、月に1度注射を打っているそうです。
ナタリー・ポートマンは、皆がみんなヴィーガンに合う体質であるとは限らない、と注意喚起もしています。
まとめ
近年、ナタリー・ポートマンは、厳格なヴィーガン(ビーガン)ということで、アメリカの畜産業の現実や安価な肉、卵の大量生産システムの問題点に迫ったドキュメンタリー映画『Eating Animals(原題) / イーティング・アニマルズ』をプロデュース、自身でナレーションを務めています。
この映画の原作となったのは、小説家のジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー本『イーティング・アニマル―アメリカ工場式畜産の難題(ジレンマ)』です。
イーティング・アニマル アメリカ工場式畜産の難題 [ ジョナサン・サフラン・フォア ]
ジョナサン・サフラン・フォアは『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』の著者で、こちらも映画化されているので知っている方も多いと思います。
ナタリー・ポートマンは、この『Eating Animals』を読んだことをきっかけに、ベジタリアンからヴィーガンになたそうです。
是非日本でも上映してほしいですね。
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