ドイツの高級ファッションブランド、「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」が、パイナップル由来の人工レザーを使用したヴィーガン(ビーガン)フレンドリーなスニーカーを発売するとの発表がありました。
動物の犠牲もなく、環境にも優しいサステイナブルなスニーカーの発売ということで、ヴィーガン界からは歓喜と称賛の声が上がっています。
パイナップルの葉から作られた「ピニャテックス」を使用
今回発売が決定した「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」のスニーカーには、通常のレザーではなく、パイナップルの葉の繊維から生成されるヴィーガンレザー「Piñatex(ピニャテックス)」が使用されています。
このパイナップルレザー、「Piñatex(ピニャテックス)」は、通気性があり、丈夫なうえに柔軟な素材です。
今回のヴィーガンスニーカーでは、アッパーにピニャテックスを採用し、ソールにはリサイクルTPU、シューレース(靴紐)には100%オーガニックコットンを使用しています。
カラーはブルー、イエロー、ブラウン、ブラックの4色。
色も天然の植物で染めているそうです。
ファーフリー宣言をしたヒューゴ ボス(HUGO BOSS)
「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」は2016年秋冬コレクションからラクーンドッグ(タヌキ)や
レックスラビット(ラビット)を含む全ての毛皮商品を撤廃すると宣言し、ファーフリーアライアンスに加盟しているブランドです。
ファーフリーアライアンスに加盟しているその他有名ブランドは、「グッチ(Gucci)」や「アルマーニ(Armani)」、「ヴェルサーチ(Versace)」、「H&M」、「ZARA」、「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」、「ティンバーランド(Timberland)」など多数あります。
まとめ
皮革製品のために殺される動物の数は計り知れません。
その犠牲を食い止めることのできる素材「Piñatex(ピニャテックス)」。
そして有名ブランドがそれを採用したということは、大きなニュースだと感じました。
ヴィーガンでも、ファッションが楽しめる時代がやってきましたね。
ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)のヴィーガンフレンドリースニーカー。
発売が楽しみです。
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