「ヴィーガン(ビーガン)レザー」という言葉をご存知ですか?
この記事では、ヴィーガンレザーとは何なのか、わかりやすく解説しています。
ヴィーガン(ビーガン)レザーって何?
「ヴィーガン(ビーガン)レザー」とは、牛、豚、羊、蛇などの動物の皮ではなく、人工的に皮革の繊維構造を再現した素材のことです。
本革(天然皮革)と見分けがつかないくらいリアルに再現されているので、パッと見ではヴィーガンレザーとは気が付かないと思います。
本革はなじむまでに時間がかかりますが、ヴィーガンレザーは元々柔らかく軽い上に丈夫です。
また、本革は水に弱く、雨に濡れたまま放置しておくとカビが生えたりしますが、ヴィーガンレザーは水にも強く、カビも生えにくい特徴があります。
正に本革の欠点を補った素材です。
伸縮性がありすぐに肌になじんでくれる上、お手入れも簡単なので、靴やバッグ、財布やスマホケースといった小物まで、幅広い商品で利用されています。
動物愛護・環境保護の観点から、ヴィーガンレザーを取り入れるブランドも増えてきています。
本革に比べ品質にむらがなく、価格も安く抑えられることも、メリットとして考えられます。
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植物由来のヴィーガン(ビーガン)レザー
ヴィーガンレザーの中でも近年注目されているのは、パイナップルの葉の繊維から作られた「Piñatex(ピニャテックス)」。
有名ファッションブランド「ヒューゴ ボス(HUGO BOSS)」も、最近「Piñatex(ピニャテックス)」を使用したスニーカーを発売しています。
他には「Puma(プーマ)」や「Camper(カンペール)」でも、「Piñatex(ピニャテックス)」を使用したスニーカーの試作品を作っているそうです。
植物性のヴィーガンレザーとしては、「Piñatex(ピニャテックス)」の他に「コルクレザー」(コルクの木の樹皮で作られた革)、「Ocean leather」(昆布で作られた革)、「MuSkin」(キノコから作られた革)などがあります。
まとめ
ヴィーガン(ビーガン)であっても、ヴィーガンレザーが普及していくことによってこれまで通りファッションを楽しむことができますね。
人々の“お洒落”のために犠牲になっている動物の数は無視できるものではありません。
メジャーなファッションブランドが関心を持ち始めているので、ヴィーガンレザー製品が主流になってくるのにそう時間はかからないと思います。
以上、ヴィーガンレザーについてでした。
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